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Teriha Child Clinic

どんぐり診察室より、みきちゃん先生のつぶやき



No2 (2020.1.25)

ある日のこと、ご夫婦がかわいい女の子の赤ちゃんの受診に来られました。

お父さんが赤ちゃんを抱っこして、私が「はい、お口あーんしてねー」と診察を始めると、お父さんが「Aちゃんお口あーん、Aちゃんのお口は小さくて可愛いねー。」

とAちゃんに話しかけ、私が「はい、次はお耳ねー」というと、

お父さんは「Aちゃんのお耳は小さいね。なんて小さくて可愛いんだろう!」と本当に愛おしそうにAちゃんのお耳を撫でながら話しかけていました。

なんと素直にわが子の可愛さを口に出して表現できるのだろう・・・と、

それをみて、隣の席のお母さんも、私たちも診察室中がみんな笑顔で幸せな気分になりま

した。

 最近、オキシトシンというホルモンのことが話題になりテレビでも報じられています。

オキシトシンは、脳から分泌されるホルモンの一つですが、幸せホルモンともいわれ、

親子のスキンシップはもちろんのこと、ペットと触れ合う、何かに感動する、友達と楽し

く食事をするなどでも分泌が促進され、それによって精神が安定し、ストレスにも強くな

ります。

まさにこの時、オキシトシンはたくさん分泌されただろうと思います。

Aちゃんは愛情をいっぱい受けて、きっと優しい女の子になるでしょう。

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